BGP コマンド

BGPコマンドについて

(1)
timers bgp
BGPのタイマー

コマンド デフォルト
keepalive :60 秒、holdtime:180 秒

推奨値 holdtimeはkeepaliveの3倍

timers bgp 30 90

 

(2) network 10.2.2.0 mask 255.255.255.0

    ネットワークアドレスを広報する。

 

(3) aggregate-address 10.2.0.0 255.255.0.0 summary-only

 

アドバタイズする際、経路集約する場合に設定します。
BGPテーブルに10.2.0.0/16に含まれる経路が存在しないとアドバタイズされません。
"summary-only"を設定すると、10.2.0.0/16のみアドバタイズします。設定しないと10.2.0.0/16と合わせて10.2.2.0/24や10.2.3.0/24もアドバタイズします。

 


(4) neighbor 10.1.1.1 password 0123456789

ネイバー認証する場合に設定します。ネイバー同士同じパスワードを設定します。
ネイバー認証できないとログが流れます。

 


(5) neighbor 10.1.1.1 soft-reconfiguration inbound

BGPテーブル反映前の受信したアドバタイズ情報を保存します。コマンド"show ip bgp neighbors 10.1.1.1 received-routes"で受信したアドバタイズ情報を確認できるようになります。

 


(6) neighbor 10.1.1.1 prefix-list PL001 in

受信するアドバタイズを制限する場合に設定します。

 


(7) neighbor 10.2.1.3 next-hop-self

iBGPネイバーに経路情報をアドバタイズする際に、ネクストホップを自身のIPアドレスに変更します。設定しない場合は、ネクストホップを変更せずにアドバタイズします。
iBGPのみ有効

 


(8) neighbor 10.2.1.3 prefix-list PL001 out

送信するアドバタイズを制限する場合に設定します

 


(9)
clear ip bgp
ハード再構成またはソフト再構成を使用してボーダー ゲートウェイ プロトコル(BGP)接続をリセットするには、特権 EXEC モードで clear ip bgp コマンドを使用します。