MPLS 概要

前にいた現場でバックボーンの設計構築をやったことがありますが、構成が非常に複雑でした。今のPJで久々にダイナミックルーティングに関わっています。

 

 

簡易ネットワーク構成



IP-VPNとはインターネットとは別に構築された
IPネットワークを利用したVPNです。 
MPLSはレイヤー2スイッチングとレイヤー3ルーティングの機能を併せ持ち、レイヤーではレイヤー2とレイヤー3の間の2.5と言われています。

 

MPLSの欠点


MPLSは暗号化されません。誰でもそれを平文で読むことができます。暗号化は別にセットアップします。

 

■用語■

 

1ルートリフレクタ
ルートリフレクタとは、膨大になってしまったIBGPのピアの数を、親ルーターを設定することで減らす方法です。

 

2VRF

1台のルーターのルーティングテーブルを論理的に分割して利用できます。
セグメントをVLANで分けるのに対して、VRFはルーティングテーブルをわけます

 

3フルルート
インターネット上の全ての経路情報です。

 

4
MP-BGP

MPLSを実現するためのPE間で利用するルーティングプロトコルです。

 

5
P(Provider Router)
MPLSの中継ルーターです。

 

9
PE(Provider Edge Router)
Pと複数のCEと接続します。

 

 

CE(Customer Edge Router)

顧客側のルータです。